全国健康保険協会 愛媛支部(協会けんぽ)

なジェ?使わんの!ジェネリック医薬品

新薬と同等の効き目・安全性・品質なのに!新薬より安いという大きなメリットがあるのに!ジェネリック医薬品、使わんのは なジェ?

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そもそもジェネリック医薬品とは?

ジェネリック医薬品とは、効き目、安全性が新薬と同等で、品質も問題ないとされている新薬より安いお薬のことです。

ジェネリック医薬品が、新薬より安い理由は、開発コストや期間が抑えられているからです。新薬の開発には、多額の研究・開発費用と時間がかかりますが、ジェネリック医薬品の開発は、新薬の特許期間が過ぎた後、新薬と同じ有効成分を利用して研究開発することができるため、新薬に比べて安く提供することができるのです。

  • 新薬の特許期間がすぎると、その権利は、国民の共有財産となるため、他の製薬会社から同じ有効成分を使ったお薬が製造販売できるようになります。それが、ジェネリック医薬品です。

参考:日本ジェネリック製薬協会|ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品が安い理由 出典元:全国健康保険協会

4つのPOINT

  1. POINT1 子どものお薬にジェネリックを選ぶことで医療保険制度を守れるんジェ!

    子どものジェネリック使用割合の低さが課題

    子どもたちのお薬代、その場は無料でも自分たちの税金や保険料で賄われてるんジェ!

    子どものジェネリック医薬品の使用割合は、他の世代に比べ突出して低い!
    子どもが体調を崩して医療機関に受診したり、お薬をもらうときに窓口での支払いがないから“無料”と考えていませんか?

    年代別ジェネリック医薬品使用割合(全国) 出典元:全国健康保険協会

    子どものお薬をジェネリックに変えることで

    医療保険制度の維持につながる!

    医療機関等の窓口で子どものお薬代は確かに無料になるけれど、これは健康保険の保険料とこども医療費助成制度により税金で支払われているからです。
    医療費が増えてしまうと、結果的に「保険料の引き上げ」や「増税」というかたちで家計の負担が増えることになってしまいます。

    ジェネリックを選んで、医療費や自治体への負担を減らし、医療保険制度の維持に貢献するんジェ!
    子どもの医療費のしくみ 出典元:全国健康保険協会
    なジェ?「子育て世代」編
  2. POINT2 いつものお薬をジェネリックに替えることで子や孫たちの未来を守ることに大きく貢献できるんジェ!

    少子高齢化社会等で医療費が年々増加

    少しでも増大を抑える必要があるんジェ!

    少子高齢化や医療の高度化により日本の医療費は年々、ものすごいペースで上がっています。このまま増え続けていけば、やがて今の医療制度を維持していくことが難しくなると予想されます。

    ジェネリック医薬品に替えることで

    医療費の節約や医療保険制度の維持に貢献!

    一人ひとりの意識や行動で、国の医療費全体を抑えていくことが必要な時代。ジェネリック医薬品の使用は、医療費の軽減に繋がるほか、みなさんの子や孫世代が安心して医療を受けられる未来に、貢献できます。

    国の医療費の節約イメージ
    なジェ?「シニア世代」編
  3. POINT3 ジェネリックの有効成分は新薬と同じで効き目も同等だから安心なんジェ!

    違っているのは主に添加剤の部分だけ

    厚生労働省の認可を受けた安心・安全なお薬!

    「ジェネリック医薬品は安いから新薬より劣っている」、これこそ大きな誤解!
    ジェネリック医薬品は新薬と同じ有効成分を同量含んでいて、新薬と同等の効き目や安全性が厚生労働省に認められた上で、製造・販売が許可されるから、とっても安心なお薬です。

    なジェ?「安全性」編
  4. POINT4 後発医薬品だから味や大きさ、形状などを工夫されているのがメリットなんジェ!

    患者さんや医療従事者の声を受け、進化するお薬

    幅広い患者さんに対応し、苦味・大きさ・形状を工夫されているものがあります。

    後発医薬品のメリット 出典:日本ジェネリック製薬協会
    なジェ?「工夫」編

ジェネリック医薬品に替えるには

まずはお医者さんにジェネリックに替えられる薬があるか気軽に聞いてください。
もしくは、薬局で薬剤師さんに処方箋を渡すとき「ジェネリック希望」と伝えましょう!

ジェネリック医薬品希望シールをお薬手帳や保険証に貼るのもおすすめ!
「ジェネリック医薬品希望シール」をお求めの方は、こちらをご覧ください。
全国健康保険協会HP

自分の健康管理を習慣化!

セルフメディケーション

体調がすぐれない場合は、医療機関を受診しましょう!